はじめに
こんにちは!
宮城県大崎市古川の女性専門パーソナルジムFOCUSの今井です!
今回は、「食事の順番」についてお話しします。
食事をする際、自分の食べたい順番で食べてしまいがちですよね。
しかし、「痩せる」身体を作るには順番も意識する必要があります。
この記事では、気にしないがちな食事の順番について解説していきます!
・食べる順番が重要な理由って?
・野菜を一番に食べる「べジファースト」が最強?
・対抗馬「ミートファースト」についても解説
・【こちらもおすすめ】血糖値にかかわるGI値とは?
記事を書いた人
◆今井ゆかり
・栗原市出身
・ダイエット検定1級合格者(プロフェッショナルアドバイザー)
・JCCAベーシックインストラクター
食べる順番が重要な理由って?
痩せやすい身体を作るうえでは、「食べる順番」の重要度は非常に高いと言えます。
糖質を摂取すると血糖値が上がり、糖を処理するホルモンの「インスリン」が分泌されます。
インスリンが過剰に分泌されると脂肪を消化しにくくなるので、血糖値の上昇を防ぐ食べ方が重要です。
健康を害する「血糖値スパイク」にも要注意
食後に血糖値が急上昇することで引き起こされる「血糖値スパイク」にも注意が必要です。
血糖値の急上昇と急降下が繰り返されることで、体内の血管に負担がかかり、さまざまな病気を引き起こす可能性があります。
特に、動脈硬化による「心筋梗塞」などにもかかることもあり、注意が必要です。
血糖値の乱高下により血管に負担がかかり、さまざまな病気を引き起こす
野菜を一番に食べる「べジファースト」が最強?
食べる順番でダイエットする内容の記事を見ると、最初に出てくるのが「べジファースト」という言葉。
血糖値の上昇を抑えることが重要というのは先ほども伝えしましたが、野菜などに含まれる食物繊維は血糖値上昇を抑える効果を持ちます。
はじめに野菜(食物繊維)を食べ、インスリンの過剰分泌を抑制することができます。
また、野菜は白米や麺類とは異なり、より多くの回数嚙まないと飲み込むことが難しいです。
たくさん噛むことで満足感が得られ、食べる量を減らすことにもつながります。
実際にそこまで結果が変わるの?
大阪府立大学の研究によると、炭水化物から食べた場合と食物繊維(=野菜)から食べた場合で、結果が大きく変わってくることが判明しました。
・炭水化物:300mg/dl(3食とも、特に朝食は360mg/dl)
・食物繊維:100~150 mg/dl
食後の数値が200mg/dlを超えた場合、糖尿病が疑われる場合があるとされています。
炭水化物から摂取した場合、糖尿病の数値をはるかに超える血糖値を記録してしまうことが、科学的にもわかってきました。
これを考えると、「べジファースト」がバカにできないかもしれませんね。
食物繊維、炭水化物の順番で食べると急激な血糖上昇が抑える
対抗馬・「ミートファースト」についても解説
野菜を最初に食べる「べジファースト」と並んで、最近効果的な食事法としてよくいわれるのが「ミートファースト」。
名前の通り肉を最初に食べるという食事法ですが、本当に効果的なのでしょうか。
肉に含まれるたんぱく質や脂質を始めに食べると、「インクレチン」という物質が大量に分泌されます。
これは、「今は食後である」と脳に認識させるもので、食べすぎを防ぐことにつながります。
野菜と同じく、肉もたんぱく質や脂質が血糖値の上昇を防ぐといわれており、「ミートファースト」は間違っていないことがわかりますね。
ミートファーストは脳に錯覚を起こし食べ過ぎ防止となる
【こちらもおすすめ】血糖値にかかわるGI値とは?
血糖値関係では、どの食材が上がりやすい/上がりにくいという「GI値」なる指標が存在します。
こちらにも気を配ることで、より痩せやすい身体を作ることができます。
以下の記事で解説しているので、あわせてご覧ください!
まとめ
一見健康とは関係なさそうな食事の順番。
野菜や肉を最初に食べることで、食べる量を抑制することができる=ダイエットにつながることがわかりました。
改めて食事の順番に気を配って、健康生活を維持していきましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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