はじめに
こんにちは!
宮城県大崎市古川の女性専門パーソナルジムFOCUSの今井です!
今回は、「成長ホルモン」についてお話しします。
最近、美容やダイエットと一緒に話されることが多い成長ホルモン。
名前からすると、身長や体格の成長がある幼少期にしか分泌されなさそうですが、実は大人になってからも重要なホルモンなんです。
この記事では、以下の項目に合わせてその重要性を解説していきます!
成長ホルモンの重要性
・「成長ホルモン」のキホンを解説
・加齢で成長ホルモンは減少?
・成長ホルモンのカギを握る「良質な睡眠」をとるコツ
記事を書いた人
◆今井ゆかり
・栗原市出身
・ダイエット検定1級合格者(プロフェッショナルアドバイザー)
・JCCAベーシックインストラクター
「成長ホルモン」のキホンを解説
「成長ホルモン」とは読んで字のごとく、成長を促すホルモンです。
基本的に子供の成長に必要なものですが、大人でも分泌されています。
その役目は主に、骨や筋肉の合成、脂質の代謝促進などです。
他にも、基礎代謝が上がる、食欲が抑えられるなど、ダイエットにプラスになることがたくさんあります。
その中でも特に注目したいのは、「脂質の代謝を促進」するということ。
言い換えれば、太る原因となる脂肪の分解を行ってくれるということになります。
美容やダイエットを考える女性にとっては、必要不可欠といっても過言ではありません。
成長ホルモンが減るとどうなるの?
睡眠不足をはじめとして、多くの理由で成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。
成長ホルモンが減ると、まずは基礎代謝が低下します。
それに伴い、骨や筋肉が減ったり、糖尿病などのリスクにさらされることもあります。
悪い場合であれば、心臓や血管にかかわる重大な異常を引き起こす可能性も。
また、ストレスホルモンのひとつである「コルチゾール」が過剰分泌されることで、痩せにくい身体にもなってしまい、正直いいことはないといってもいいでしょう。
加齢で成長ホルモンは減少?
健康な生活を送るうえで様々なメリットを与えてくれる成長ホルモンですが、実は年を取るとともに急激に分泌量が減ってしまいます。
成長ホルモンの分泌量は思春期に増え始め、中学生~高校生のあたりでピークとなります。
しかしその後は早くも減少に転じ、25歳以降は急激な減少を見せます。
30~40代ではピークの30%、60歳では20%くらいとなってしまうのです。
特に40代以降になってくると、
・筋肉量や筋力、骨密度の減少
・脂肪の蓄積(≒ダイエット効果の減少)
・疲労感
・認知症
など、多くのマイナスな事象にかかわってくると考えられています。
しかし逆に言えば、成長ホルモンの分泌を促すことで、加齢にも耐える身体をつくることができると考えられています。
そのために欠かせない「睡眠」について解説していきます。
「良質な睡眠」をとることで成長ホルモンの分泌を促し加齢にも耐える身体をつくることができる
成長ホルモンのカギを握る「良質な睡眠」をとるコツ
深く睡眠をしている最初の3時間程度に多く分泌され、その量は1日で分泌される量の50%を占めるとも言われています。
睡眠時間が少ないと成長ホルモンの分泌が減り、脂質の代謝が非効率的となってしまいます。
その結果として、睡眠不足を理由に太りやすくなると考えられます。
良質な睡眠をとり、成長ホルモンの分泌を促すには、
・睡眠をとる前にブルーライトを浴びない
・睡眠前に身体をあたためるようにする
・じゅうぶんな運動をする
といった習慣が効果的です。
特に、2018年の研究では、「成長ホルモンの分泌量に関して、ほとんど毎日運動する者の体力は、運動しない者より約10歳若い水準にある」ことがわかっています。
このこともあり、健康的な生活習慣を維持することは、成長ホルモンの分泌量にも大きく関係してくることがわかりますね。
以下の記事では、ダイエットと睡眠、成長ホルモンの関係について解説していますので、あわせてご覧ください。
睡眠時間が少ないと成長ホルモンの分泌が減り、脂質の代謝が非効率的となるため太りやすくなると考えられる
まとめ
成長ホルモンはダイエットや美容に不可欠なホルモンのひとつです。
加齢によって分泌量は減ってしまいますが、健康的な生活習慣を心掛けることで減少を防ぐことも可能。
成長ホルモンを減らさないようにして、自身の健康を維持できるようにしましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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